9日(日本時間10日)に新シーズンの開幕を迎える。トップ6の壮絶な覇権争いと思われた昨季は、連覇を達成したマンチェスター・シティー(勝ち点98)と2位リバプール(同97)のマッチレースとなり、今季もこの2クラブを中心に展開されるだろう。

マンチェスターCは懸案事項だった守備的MFフェルナンジーニョの後釜として、アトレチコ・マドリードからクラブ史上最高額の移籍金7000万ユーロ(87億5000万円)で23歳のスペイン代表MFロドリを獲得し、盤石の体勢を整えている。

一方で昨季欧州CL制覇を成し遂げたリバプールは目立った補強はないが放出なし。マネとサラー、フィルミノの強力3FWを含むリーグトップの破壊力は健在で怖いのは大きな負傷のみ。マンチェスターCの3連覇を阻止する最右翼だ。

2人の日本人選手、DF吉田(サウサンプトン)は不動のレギュラーとして、FW武藤(ニューカッスル)は定位置獲得を目指すシーズンとなりそうだ。