ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司(30)がスペイン2部サラゴサに移籍する可能性があると、スペイン紙マルカ(電子版)が9日に報じた。

6日にサラゴサのビクトル・フェルナンデス監督は、ヒントは与えなかったものの、インパクトのある選手がやって来ることをにおわせていたが、同紙によるとそれが香川であるといい、すでにサラゴサがドルトムントと1年間の期限付き移籍で合意に達していると伝えている。

またスペイン紙アスは近々正式発表される予定だと具体的に報じている。

今夏、スペイン1部セルタへの移籍報道もあった香川の入団が実現した場合、サラゴサは長谷川アーリアジャスール(現J1名古屋)に続き、クラブ史上2人目の日本人選手を獲得することになる。

もし香川がサラゴサでプレーすることになれば、デポルティボの柴崎岳、マラガの岡崎慎司に続き、3人目の日本代表選手が今シーズン、スペイン2部でしのぎを削ることになる。(高橋智行通信員)