DF遠藤航、FW鈴木優磨、GKシュミット・ダニエルが所属するシントトロイデンはホームでスタンダールに2-1で勝利し、今季初白星を挙げた。シュミットは2試合連続フル出場、遠藤は後半20分からピッチに入った。

クラブ・ブルージュに0-6で敗れた前節から立て直して今季初勝利をつかみ、シュミットは「大敗した後でのホームだったので、結果がほしかったので良かったと思います。切り替えはすぐにできていました」と喜びをかみしめた。

シュミットにとっては移籍後、初となるホームでの公式戦となった。その雰囲気については「そうですね、ずっとなんだろう、ザワザワしているというか、日本とは違った雰囲気でやってて面白かったです」と話した。

また、後半途中出場の遠藤も試合を振り返り「前半にすごくいい試合をして2点先制して、それが最後まで自分たちにポジティブに動いた。PKを取られてからしっかり押し込まれまして、そこを我慢して、勝ち切れたのはすごく大きいと思います」と話した。

試合は前半29分、カウンターからのこぼれ球をセンターライン付近で拾ったMFデブラインが左サイドを突破し、そのまま中央へ切れ込んで右足シュートを決めてシントトロイデンが先制。同37分にもMFマソウディが右足で決めて追加点を奪ったが、後半13分にハンドでPKを献上。シュミットは方向を読んで飛びついたが及ばず、相手MFムポクに右足キックをゴール左に決められた。その後はスタンダールの反撃を抑え、シントトロイデンが1点差を守りきった。