スペイン2部マラガは23日、24日にホームで行われるラスパルマス戦に向けた招集メンバー18人を発表したが、FW岡崎慎司(33)は開幕戦に続き招集されなかった。

マラガは違反しているサラリーキャップ制の問題をクリアするため、MFオンタベロスをビリャレアルへ、FWサントスをコペンハーゲン(デンマーク)に売却した。これにより新たにDFシフ、MFロロン、MFケコ、MFアニョル、DFビジャヌエバの5人の選手登録を完了。サンチェス監督は全員を招集メンバーに加えている。

一方で岡崎、MFホセ・ロドリゲス、DFイバン・ロドリゲス、MFムラの4人はいまだに選手登録ができずにメンバー入りすることができなかった。

サンチェス監督はラスパルマス戦戦前日の記者会見で選手登録の状況について「ホセ・ロドリゲスも岡崎も登録できなかった。またイバン(ロドリゲス)とムラも同じ状況だ。彼らを登録するためには、さらに多くの選手を売却することが必要となる」と説明し、岡崎が試合に出場するためにはさらに選手を放出しなければけいないことを明かしていた。

岡崎が次に試合出場のチャンスを得る可能性があるのは、9月1日にジローナとアウェーで対戦する第3節となる。(高橋智行通信員)