スペイン1部レアル・マドリードから期限付き移籍でFW久保建英(18)を獲得したマジョルカが、異例の“フライング発表”をした。

28日、クラブ公式サイトで、久保がキリンチャレンジ杯パラグアイ戦(9月5日、カシマ)と22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選ミャンマー戦(9月10日、ヤンゴン)に臨む日本代表に招集されたとした。

同サイトによれば、9月1日に行われるリーグ第3節バレンシア戦終了後にチームを離れ、代表に合流する予定になっているという。この試合でスペイン1部デビューする見通しで、初陣を終えてすぐに代表へ合流することになる。

日本協会による招集メンバー発表は30日。久保は6月のキリンチャレンジ杯エルサルバドル戦(仙台)で代表デビューを果たし、そのまま東京オリンピック(五輪)世代中心で臨んだ南米選手権(ブラジル)にも出場した。今回も選ばれれば連続の招集となる。ミャンマー戦は、22年W杯カタール大会を目指す森保ジャパンの第1歩。東京五輪の星と期待された18歳は、すでにW杯というさらに先の舞台へ挑戦を始めることになる。