ニューカッスルのFW武藤嘉紀(27)が今季初得点をマークした。リーグ戦では開幕から3試合で途中出場が2試合と控え選手の立ち位置。「今日は点を取らなかったら終わりという覚悟」と意気込んだホームでのレスター戦で今季初先発。0-1の後半8分にゴール前でこぼれ球を右足で押し込み、貴重な同点弾をたたき込んだ。

延長戦なしのPK戦では1人目のキッカーを務めて成功したが、チームは1-1からのPK戦に2-4で敗れて敗退となった。昨年10月6日マンチェスター・ユナイテッド戦以来の得点に武藤は「点を取るしか生き残る方法はない。こういうところで点を取らないと何も序列は変わらない。流れに乗ってプレミアでも早めに(得点を)取りたい」。ようやく巡ってきた先発のチャンスをものにして、レギュラー争いへアピールに成功した。