レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍した日本代表MF久保建英(18)が、アウェーでのバレンシア戦で後半34分から途中出場。スペイン1部デビューを果たした。

久保は右サイドで出場。38分のファーストタッチでは敵陣内で前を向いてパスを受け、ドリブルで前進。ペナルティーエリア内にいる味方にパスを送って積極的にゴールを狙った。41分には中盤で球際での強さを見せてボールを奪い、広いスペースの空いた右サイドをドリブル。チャンスとなりかけたが、DFに引っかかってボールを失った。

今夏にレアル・マドリードへ加入。今季は同クラブのBチームであるカスティージャ(3部相当)を主戦場とする予定だったが、8月22日にマジョルカへの期限付き移籍が決定。加入から間もなかった前節はベンチを外れたが、そこからわずか1週間で出場機会を勝ち取った。

18歳2カ月28日のデビューはイングランド、ドイツ、イタリア、スペインの4大リーグでは日本人選手として最年少出場となった。試合は2本のPKを決められたマジョルカがアウェーで完敗した。