本田圭佑(33)が実質的な監督としてカンボジアを率い、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のC組初戦に臨み、ホームで香港と引き分けた。
カンボジアはFIFAランキング170位、香港は同139位。カンボジアは日本と同組だった4年前の2次予選ではハリルホジッチ監督率いる日本に2敗するなど、勝ち点0で敗退していたが、本田に率いられ、初戦で勝ち点を手にした。
本田は6日、自身の有料メルマガ「CHANGETHEWORLD」で前夜の香港戦を振り返り、次のように語っている(一部抜粋)。
-失点した瞬間に鼓舞する意味もあったかと思うんですけど、拍手してたのが印象的でした。メッセージなどあったのでしょうか?
本田 嫌やったのは、同じことをやれない。俺らがやろうとしてることが、失点をしたことで焦ったり、キープすることを放棄しないように、とにかく、90分同じことを続けることに終始集中してもらいたかったから。
-次の試合(バーレーン戦)にむけて大胆に修正していくのか、それとも地道にいくのか。
本田 今日の出来やったら、0-3もしくは0-4で負ける可能性やろうね。だって90分間プレー出来へんねんもんサイドバックが。(相手からしたら)大チャンスでしょ。そんなん。
引き分けという一定の結果を得て、ホッとしがちなチームを引き締めるためなのか、厳しい言葉で、初戦を振り返った。
引き続きホームにFIFAランキング109位と、さらに格上のバーレーンを迎える10日の第2戦への準備を進める。
本田のカンボジアは、香港、バーレーン、イラク、イランと同組。