今夏のプレシーズン中、日本代表MF久保建英との比較で何かと注目を集めていたレアル・マドリード所属のブラジル人FWロドリゴ(18)が14日、トップチームとBチームの両方に参加するという慌ただしい1日を過ごしたと、スペイン紙マルカ(電子版)が報じている。ロドリゴは約1カ月前のけがが回復。14日の午後1時に本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ」でのレバンテ戦で初めてトップチームでの公式戦招集メンバー入りを果たし、ベンチ入りした。しかし、途中出場したのはFWアザール、DFミリトン、FWヨビッチの3人。出番は与えられなかった。

3-2で勝利したその試合終了直後、今度は練習場のシウダー・レアル・マドリードへと移動。Bチームのカスティージャ(スペイン3部)に合流した。そして同日午後8時からホームスタジアムである「アルフレッド・ディ・ステファノ」で行われたラングレオ戦にフル出場し、カスティージャでの公式戦デビューを飾り、1日で2つの試合に参加した。しかし、結果は0-0の引き分けに終わった。

(高橋智行通信員)