バルセロナFWメッシ、チームは勝利するも再び負傷-。

23日にミラノのスカラ座で開催された国際サッカー連盟の19年ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズでFIFA最優秀選手賞を受賞したばかりのリオネル・メッシ(32)が24日、ホームで行われたリーグ第6節ビリャレアル戦で負傷したことをスペイン紙マルカ(電子版)が報じている。

今夏のプレシーズン中に負傷したメッシはこの日が今シーズンの公式戦初先発となった。ルイス・スアレス、グリーズマンと待望の3トップをキックオフから形成し、序盤はいいパフォーマンスを披露した。メッシは前半6分、CKからグリーズマンのヘディングでのゴールをアシストしている。

しかし同30分に左足大腿(だいたい)部に違和感を感じ始め、ピッチ脇で治療を受けるもハーフタイムにデンベレとの交代を余儀なくされた。

チームは2-1で勝利したが、メッシが再びけがしたことにより、素直には喜べない結果となっている。

25日に検査が行われる予定になっているが、重傷ではないと予想される。しかし28日にアウェーで行われる第7節ヘタフェ戦では無理をさせず、出場の可能性は低いとみられている。

メッシが今回痛めた部分は左足内転筋であり、プレシーズン中にけがをしていた右足ヒラメ筋負傷の再発ではないという。

(高橋智行通信員)