ホームで行われたスペイン2部リーグ第8節ジローナ戦にフル出場したウエスカFW岡崎慎司(33)が28日、今シーズンの初得点を前半43分に記録した。1-0の勝利に導いた岡崎のボレー弾にスペイン各紙は翌日の紙面で非常に高く評価した。

スペイン紙マルカは「岡崎がハーフタイム直前にボレーでのスーパーゴールを記録した」と題した後に「岡崎が自身のゴールでエル・アル・コラス(ホームスタジアム)の観衆に恋心を抱かせた。すでにこれまでのホームゲームでも輝いていたが、この日ついに初ゴールを記録。そのゴールはウエスカが非常によく感じられた前半の終了間際に決定的な光となった」と大絶賛。チームメートのDFジョズエ・サー、DFルイジーニョと並び最高の3点(3点満点)をつけている。

一方、スペイン紙アスは「日本人選手である岡崎の驚異的なゴールがジローナを倒した」と題して「シンジ・オカザキがエル・アル・コラスでの“タイタンの戦い”を、アクロバティックなシュートで制した」と伝えた。

さらにアス紙は岡崎をピックアップ選手の1人に挙げて「スーパーゴールを決め、ウエスカの中でメディアに注目を浴びる新入団選手として輝き始めている」と高く評価して、チームメートのDFモスケラ、MFフェレイロとともに最高の3点をつけている。

(高橋智行通信員)