スペイン2部サラゴサMF香川真司(30)が3日(日本時間4日午前2時開始)のホーム・マラガ戦を欠場することになった。

2日にクラブが発表した招集メンバー18人の中に香川の名前はなかった。クラブの公式サイトは1日に行われた練習を香川が発熱を伴う風邪により参加せず、自宅療養したことを伝えている。

サラゴサの地元紙エル・ペリオディコ・デ・アラゴンはフェルナンデス監督が招集メンバー発表前に臨んだマラガ戦に向けた記者会見で香川について「彼は確実に欠場すると思う。風邪の影響を受けている選手がたくさんいるが、最も影響を受けているのはシンジだった。まだ多くの時間が残されているが、私は彼が99%招集メンバーに入ることはできないと思っている」と言及したことを報じていた。

香川は今季開幕からリーグ戦7試合全てにスタメン出場し、2ゴールを決めている。そのため、主力の1人を欠くことになるフェルナンデス監督はマラガ戦で何らかのプランの変更を余儀なくされている。また、香川はワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル戦(10日)、タジキスタン戦(15日)に臨む日本代表に招集された場合、さらに13日ヌマンシア戦、17日フエンラブラダ戦(フエンラブラダの選手が急性胃腸炎に集団感染したため延期された試合)の2試合の欠場を余儀なくされる。