カタール1部アル・ラーヤンがAマドリードのエースであるスペイン代表FWジエゴコスタ(30)の獲得を狙っていると、スペイン紙アス(電子版)が1日に報じた。

同紙がアル・ラーヤンの関係者から入手した情報によると、すでに交渉は存在しており、クラブは今冬の移籍市場での獲得を希望しているという。一方でAマドリード側は2021年まで契約の残るジエゴコスタについて、もし移籍する場合はシーズン半ばではなく、来夏を考えているという。具体的な契約内容は記載されていないが、巨額な違約金が発生するようだ。

アル・ラーヤンは今夏、ユベントスFWマンジュキッチとの契約が間近に迫ったものの、最終段階で決裂した。

今月7日に31歳の誕生日を迎えるジエゴコスタだが、Aマドリードのシメオネ監督の信頼は厚く、シーズン開幕からスタメン起用され続けている。しかし、公式戦6試合の出場でわずか1得点と期待に応えられていない。また、もし同選手が移籍した場合、Aマドリードは以前より獲得を希望していたパリサンジェルマン所属のウルグアイ代表FWカバニとの契約を目指す可能性があると伝えた。

(高橋智行通信員)