バルセロナが、2日に行われた欧州CL1次リーグのF組第2節インテルミラノ戦で2-1の逆転勝利を収めて同大会でのホーム戦33試合連続無敗を達成し、大会歴代2位の無敗記録になった。

スペイン紙アス(電子版)が3日、永遠のライバルであるRマドリードが過去に記録した32試合無敗を抜き、前身のチャンピオンズ杯を含む大会史上2番目の記録を樹立したと報じている。

バルセロナが最後に欧州CLのホームゲームで敗れたのは約6年半前の2012-13年シーズンに行われた準決勝第2戦だった。本拠地「カンプノウ」でBミュンヘンに0-3で敗れている。それ以降は無敗を継続。成績は33試合30勝3分け、101得点16失点という圧倒的な成績を誇っている。しかし、その間の優勝は2014-15年シーズンに行われた決勝戦でユベントスに3-1で勝利した1度しかない。

大会名が欧州CLに変更されてからバルセロナのこの記録を上回るクラブは存在しない。しかし、前身を含めるとBミュンヘンが43試合無敗の大記録を打ち立てている。それは1969年から1991年の間に成し遂げられたものだった。

一方、Rマドリードは1975年から1990年の間、ホーム「サンティアゴ・ベルナベウ」で32試合連続で無敗を誇っていたが、バルセロナが今回これを抜き、Bミュンヘンに次ぐ歴代2位の記録となっている。(高橋智行通信員)