レアル・マドリード所属のDFセルヒオラモス(33)が、12日にアウェーで行われた欧州選手権予選ノルウェー戦でスペイン代表168試合目をプレーした。これにより167試合出場のGKカシリャスを抜き、スペイン代表史上の最多出場記録を樹立したとレアル・マドリードの公式サイトが12日に伝えている。

その内訳はワールドカップ(W杯)17試合、欧州選手権15試合、コンフェデレーションズ杯8試合、ネーションズリーグ4試合、W杯予選29試合、欧州選手権予選32試合、親善試合63試合。

セルヒオラモスのスペイン代表デビューは2005年3月26日に行われた中国との親善試合(3-0)だった。それからの14年間で125勝を挙げ21ゴールを決め、W杯に1回、欧州選手権に2回優勝している。

スペイン紙マルカによると、セルヒオラモス、カシリャスに続くスペイン代表の最多出場選手は、シャビ(133試合)、イニエスタ(131試合)、スビサレッタ(126試合)、シルバ(124試合)、シャビアロンソ、ブスケツ(ともに114試合)、フェルナンドトーレス、セスク(ともに110試合)となっている。

ノルウェー戦、スペインはサウールのゴールで先制するも、後半ロスタイムにケパ・アリサバラガがファウルを取られたPKを決められて1-1の同点に追いつかれ、土壇場で勝利を逃している。(高橋智行通信員)