マジョルカMF久保建英(18)は、アウェーのバリャドリード戦で、9月29日のアラベス戦以来、3試合目の先発出場を果たした。

前節10月31日のオサスナ戦でデビュー後初めて出番なし。アピールしたいところだったが得点は奪えず後半23分に交代した。チームは0-3で敗れ、1部リーグ通算1000試合目を白星で飾れなかった。

右サイドハーフでプレーした久保は前半4分にシュートチャンスの起点をつくるなど積極的なプレーを見せた。だが、徐々に相手のプレッシャーに押し込まれるとボールタッチ数が減っていく。守備の時間が長くなり、後半14分には致命的なバックパスミスを犯してバリャドリードのカウンターを招くなど、ほとんど攻撃を仕掛けることができなかった。

以下、久保の一問一答

-敗北について

久保 僕たちは勝ち点を取りたかったし勝ち点3を取れるのがベストでしたけど、最終的に2度のセットプレーでゴールを決められましたし、3点目はスーパーゴールでした。

-試合終盤のテンションの高さについて

久保 僕たちはリードを許し、疑問を感じるファウルがいくつもあったので、みんなが少しヒートアップしたんだと思います。

-バリャドリードで試合に出場したことについて

久保 ここに来られて嬉しいです。敗北は残念ですし、個人的に素晴らしいことができませんでしたけどね。

-マジョルカがバリャドリードのホームで勝ち点を獲るのに必要だったことは?

久保 最初の時間につかんだチャンスで決めていれば、状況は180度変わっていたと思います。

-決定力不足について

久保 はい、決定力不足だと思いますし、そのことを受け入れます。最後のラインで欠くものがありました。(高橋智行通信員)