レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス(19)。最近は同じブラジルの1歳年下のFWロドリゴにポジション争いで上に行かれており、若干立場が厳しくなっているものの、いぜんとしてその市場価値は非常に高いままであると、6日付スペイン紙アス(電子版)が報じている。

同紙がドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」のデータを引用して伝えたところによると、2000年生まれの世界中の選手の中でヴィニシウスは、1億ユーロ(約120億円)のイングランド代表MFサンチョ(ドルトムント)に次ぎ、7000万ユーロ(約84億円)で2位となっている。

また、ヴィニシウスのこの市場価値は世界のサッカー選手の中で42番目、スペイン1部リーグで10番目、Rマドリードで2番目、ブラジル人で5番目、左ウイングのポジションの選手の中で9番目となっている。

ヴィニシウスの同サイトでの市場価値は、18年にフラメンゴを退団した時が3500万ユーロ(約42億円)だったが、2019年2月に7000万ユーロ(約84億円)と倍になり、今もその市場価値を維持している。

なおRマドリードがヴィニシウスをフラメンゴから獲得した時の移籍金は4500万ユーロ(約54億円)と伝えられている。(高橋智行通信員)