レアル・マドリードの18歳ブラジル人FWロドリゴが、長友佑都の所属するガラタサライ(トルコ)を相手にハットトリックの大活躍を見せた。

Rマドリードはキックオフ後、前線から激しいプレスをかけ、開始4分にDFマルセロの左サイドからのクロスを逆サイドにいたロドリゴが受け、カットインしてシュートコースを作り、早々に先制。さらに前半7分、再びマルセロのクロスをロドリゴが今度は頭で決めて2点差にした。

3-0で迎えた前半45分、長友のバックパスをカットしたロドリゴは右サイドからグラウンダーのパスを送り、これをFWベンゼマがゴール前で合わせて前半だけで4-0とした。

レアルは大量リードもあって後半は無理せず時計の針を進める中、後半36分にベンゼマの得点で5-0とすると、ロスタイムにベンゼマとの壁パスからロドリゴがだめ押しのゴールを奪った。これでハットトリック(3得点1アシスト)達成となった。

ジダン監督は試合後の記者会見で、ロドリゴについて「私は彼に驚いていないよ。彼はクオリティーの高い選手であるし、今やっていることをやるためにレアル・マドリードにやって来たんだ。これはただの始まりなので、それが続くことを願っている。我々は大きなプレッシャーをかけず、彼とともに冷静になる必要がある」とたたえた。(高橋智行通信員)