アーセナルなどで監督を務め、吉本興業とマネジメント契約をしたアーセン・ベンゲル氏(70)が、Bミュンヘンの監督に就任するか否かについて、週明けにクラブと会談を持つことを「beINSPORTs」のインタビューで明かした。

Bミュンヘンは2日、MF長谷部とMF鎌田が所属するフランクフルトに1-5で大敗し、コバチ監督が退任した。現在はフリック氏が暫定監督を務めており、新監督が決まっていない。そこで白羽の矢が立ったのはベンゲル氏だという。

同氏は「水曜日に(BミュンヘンのCEOを務める)ルンメニゲから連絡があった。折り返したら、彼は車に乗って、(欧州CLの)オリンピアコス戦に向かっている最中だった。4~5分話したが、フリックを(暫定)監督に就任させたと言っていた。次の2試合を指揮するようだ」と、Bミュンヘンのチーム事情について話しを聞いた事を明かした。

さらに「彼は、『監督を探している、興味はあるか』と聞いてきた。私は決断出来なかった。それ(監督就任)について考える時間が必要だったからね」と、指揮官就任要請があったという。電話での回答はできなかったものの「日曜日までドーハにいるので来週、(ルンメニゲと)一緒に話し合うことを決めた」と会談することを発表した。

就任については明言を避けている。だが、悩んでいることがわかるインタビューとなっている。監督就任となれば17-18年シーズン以来の監督業復帰となる。