【パルマデマジョルカ(スペイン)10日=高橋智行通信員】スペイン1部のマジョルカに所属するMF久保建英(18)が待望の移籍後初ゴールを記録した。

ホームのビリャレアル戦に先発。2-1の後半8分に左足で鮮やかなミドルシュートを決めた。18歳5カ月6日での一撃は、日本人の4大リーグ史上最年少得点となった。

久保は試合後に報道陣の取材に対応した。一問一答は以下の通り。

-最初のPKの場面について

久保 1点目のPKは相手をかわしたあと、少し(ドリブルが)大きくなり、相手選手が寄ってきてぶつかりました。コンタクト(接触)はありましたし、十分PKに値するシーンだったと思います。

-すでに出来上がっているチームに入ることについて

久保 僕たちは毎日、毎週、仕事に取り組んでいますし、僕だけでなくみんながそれを考慮して学んでいるので、チームはいいレベルにあると思いますし、自分のゴールに満足しています。

-交代した後、言われたことは

久保 交代した後、みんながゴールを祝ってくれました。でもまだ20分残っていたので、試合が終わるまでは話しませんでした。

-ゴールを決めるまで長かったか

久保 レベルの高さと関係なく、長かったと言ったら長かったです。でも、今日入ったので今までのことは忘れて、この入った感覚というのを維持していければいいと思います。

-ボールを持った時に心がけていること、指示を受けていることは?

久保 自分はボールを持って攻撃に違いを出せる選手だと思っています。そこで仕掛けないと何も生まれないので、仕掛けというのは…。積極的な仕掛けがPKにつながったと思います。

-この後、代表に合流することについて

久保 五輪代表は何回か行ったことありますけど、もう完全に別のチームに生まれ変わっていると思います。何人か新しく入る選手もいますが、その選手たちがしっかり順応して、また競争が生まれていくのが一番だと思います。