【メンヘングラッドバッハ(ドイツ)=鈴木智貴通信員】FW大迫勇也のブレーメンはアウェーで首位のボルシアMGに1-3で敗れた。大迫はフル出場したが無得点だった。

敵地の5万4022人の前で先発した大迫は前半27分、ラシツァからのスルーパスから右足でシュート。ネットを揺らしたが、ラシツァがザカリアとの競り合いでファウルを犯していたと、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)により、ゴールは取り消しになった。

後半5分には、相手のベンセバイニがペナルティーエリア内で大迫の足を踏んだ。大迫は倒れ、試合はそのまま続行されたが、再び、ビデオ判定に。その結果、ブレーメンにPKが与えられる。大迫は蹴らず、クラーセンが蹴って相手GKのセーブに遭った。

試合後の大迫との一問一答は次の通り。

-残念だった

大迫 残念ですね、はい。まぁ、自分らが、ちょっと相手をリスペクトしすぎた部分があったと思うし、引けてしまった試合だったと思います、最初の方は。ただ0-2になってからも、しっかりと前に運べてチャンスも作れていたので、そこで点が取れればっていう試合だったと思うし。はい、残念ですね。

-もっと前から行ってもよかった?

大迫 でも戦術的に今日は、引き気味ってことだったので。なかなか、僕ともう1人のFWの選手(ラシツァ)が2人とも下がってしまうと、やっぱり攻撃できなくなるので、前半の立ち上がりは、どっちかがもっと残ってよかったと思う。そこはもっと中で、修正していかないといけないと思います。

-どういうプレーをしようと

大迫 0-2になってからもしっかり前で起点を作って、チャンスを探していこうって考えていました。

-なかなか難しかった

大迫 そうですね、まぁでも、相手も良いチームなことは確かだし…、残念ですね。0-2から1点取り返せれば良かったですけど。そこが今日は全てだったかなと思います。

-相手はやっぱり首位のチームだなと?

大迫 すごく個々の力がしっかりしているチームだと思うし。ただ、また次ホームでボルシアMGと試合をする時は、しっかりとした内容で臨みたいし、借りを返したいなと思います。

-これから代表ウィーク。今回は代表に行かない

大迫 僕にとってはすごくでかいというか。本当に、それだけですね。やっと痛みが取れたので、これからコンディションをあげれると思うし、楽しみな2週間ではあります。

-開幕戦以来のフル出場

大迫 そうですね、状況も状況だったので。これからじゃないですか。(代表ウィークで)しっかりと(試合の間隔が)あくので、もう1回疲れをとって、そこからしっかりと、またトレーニングしたいなと思います。

-踏まれたところは?

大迫 大丈夫です、はい。

-序盤からなかなかファウルをとってもらえなかった

大迫 ファウルだと思いますけどね。ただ審判と合わなかったので、そこはもうしょうがないかなと。次はとってくれるんじゃないですか。