アトレチコ・マドリードは14日、スペイン代表FWジエゴ・コスタ(31)が椎間板ヘルニアと診断されたことを公式サイトで発表した。スペイン紙アス(電子版)は同日、数カ月の欠場が必要となる可能性が高く、年内中の復帰が不可能であることを報じている。

同紙によると、ジエゴ・コスタはこの状況について今後どうするかを検討しているとのことだが、ベストの解決法として、手術を選択する可能性が高いとみている。そうなった場合、2カ月半から3カ月、戦線離脱を余儀なくされることになるという。医療機関に問い合わせたところ「もしヘルニアが軽度の場合、保存療法で十分だが、神経に影響がある場合は手術しなければならないだろうし、難しいものになるだろう」という回答を得ていた。

昨シーズンケガや長期の出場停止に苦しんだジエゴ・コスタは、今シーズンここまで問題なくプレーし、シメオネ監督の絶大なる信頼を得て、公式戦15試合に出場し、2得点2アシストを記録している。

しかし、復帰が長引いた場合、プレーリズムを取り戻す時間がわずかしかないため、来夏の欧州選手権出場に大きく影響する可能性が高いだろう。(高橋智行通信員)