サッカーで、カンボジア代表の実質的な監督を務めるオランダ1部フィテッセの本田圭佑(33)が16日、ツイッターで混乱が続くとされる香港の様子を伝えた。

ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の香港戦に向け、15日にカンボジアから香港入り。「香港2日目。外はどこもかしこもデモで治安が悪いんかなって思ってたけど、どこもかしこもって訳ではないのと、いつもって訳でもないかな」などとつぶやいた。

ハッシュタグをつけ「普通に女性や子供が外を歩いてる」とも付け加えた。

香港では、政府と抗議活動する民衆との衝突が激化。デモも頻発していると伝えられている。

もっとも、本田は一国の代表チームの顔として香港に入り、基本的に練習会場と宿舎の移動が中心となる。このつぶやきが香港の全てではないにしろ、「世界平和」のために生き、活動を続けている。この時期に香港に滞在する本田なりの素直な思いをツイートした。

香港-カンボジア戦は19日。政府と民衆との衝突が起きて以降、同じW杯2次予選、ここまでの香港の試合前にはサポーターが中国国歌にブーイングするなどし、抗議の意思を行動で示している。カンボジア戦でも、同じような事態となる可能性がある。