MF鎌田大地が2得点を挙げる活躍を見せ、フランクフルト(ドイツ)がアーセナル(イングランド)に2-1で逆転勝ちし、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

前半ロスタイムに相手FWオバメヤンに先制ゴールを許したが、後半10分、ペナルティーエリア右でパスを受けた鎌田が相手DFをフェイントでかわしながら左へ持ち出してシュートコースを作り、左足でゴール左へ突き刺す欧州リーグ初ゴールを鮮やかに決めて同点に追いついた。鎌田はさらに同19分、右CKのこぼれ球を中央からグラウンダーの右足ミドルシュートを決め、勝ち越しに成功。このまま逃げきった。MF長谷部誠は3バックの中央でフル出場し勝利に貢献した。

フランクフルトは勝ち点を9と伸ばし、首位アーセナルに1差と迫った。最終節はホームですでに敗退が決まっているギマランイス(ポルトガル)と対戦する。

アーセナルは引き分け以上で突破が決まったが、鎌田の2発に沈み、これで公式戦7試合連続で勝ち星なし。最終節はアウェーで勝ち点7のスタンダール(ベルギー)とアウェーで対戦する。