香川真司所属のサラゴサがアトレチコ・マドリードBチーム所属のFWダリオ・ポベダ(22)を獲得する。今冬の移籍市場での入団が内定しているとスペイン紙アスが2日に報じた。

同紙によると、サラゴサは1ヶ月前、すでにポベダと契約合意。今現在はクリスマス休暇後の新年最初の試合となる1月3日のスポルティング・ヒホン戦までに移籍を完了させる予定だという。

ポベダはビジャレアルの下部組織で育ち、昨年の夏、AマドリードのBチームに入団。U-19スペイン代表歴がある身長187センチの大型FWで、すでに11月23日に行われたグラナダ戦でトップチームデビューも果たしている。

サラゴサはすでに心臓病で無期限の活動停止になっているドゥワメナの代わりに、エスパニョールから期限付き移籍でプアードを獲得している。それでもビクトル・フェルナンデス監督はFWとMFの不足を訴えていたため、ポベダ獲得に動いていた。(高橋智行通信員)