バルセロナのアルゼンチン代表FWメッシ(32)が2日、サッカー専門誌フランス・フットボール選定の2019年最優秀選手賞「バロンドール」を受賞した。

スペイン紙アスは3日、バルセロナが最も同賞受賞者を輩出しているクラブになったと伝えている。

メッシはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを上回る単独最多6回目の受賞。これによりバルセロナはレアル・マドリードの11回を抜き、通算12回で最も同賞受賞者を輩出したクラブになった。

このスペインの2クラブに続くのがミランとユベントスで各8回。バイエルン・ミュンヘンが5回、マンチェスター・ユナイテッドが4回、インテル・ミラノ、ハンブルク、ディナモ・キエフが各2回となっている。

これまでバルセロナではルイス・スアレス(1960年)、クライフ(1973年、1974年)、ストイチコフ(1994年)、リバウド(1999年)、ロナウジーニョ(2005年)、メッシ(2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2019年)が受賞している。

一方、ライバルのRマドリードではディ・ステファノ(1957年、1959年)、コパ(1958年)、フィーゴ(2000年)、ロナウド(2002年)、カンナバーロ(2006年)、クリスティアーノ・ロナウド(2013年、2014年、2016年、2017年)モドリッチ(2018年)が獲得してきた。

(高橋智行通信員)