バルセロナは今冬の移籍市場でFWデンベレの代わりを求めない予定だと、スペイン紙アスが3日に報じている。

デンベレは11月27日に行われた欧州チャンピオンズリーグのドルトムント戦で右足大腿(だいたい)二頭筋を負傷し、全治約3カ月の重傷を負ったが、バルセロナの強化部門は新たな選手を獲得しないつもりであるという。

その理由として、手頃な価格でバルセロナのFWを務められる選手を獲得するのがほとんど不可能なこと、そして今年1月に期限付き移籍で補強したボアテングが失敗に終わったことが挙げられている。

それによりクラブの強化部門は、他との違いを生み出せるトップレベルの選手の獲得、もしくは下部組織の選手を引き上げる方針にシフトチェンジしているとのこと。そのため今現在、アンス・ファティやカルレス・ペレスがトップチームでプレーしているのは偶然ではないという。(高橋智行通信員)