バルセロナは4日、FWアンス・ファティ(17)との契約を更新したとクラブの公式サイトで発表した。

契約期間は3年延長の2022年6月30日まで。契約解除金は1億ユーロ(約120億円)から7000万(約84億円)アップの1億7000ユーロ(約204億円)となった。将来トップチームの選手としてプロ契約が行われた場合、契約解除金が4億ユーロ(約480億円)に値上がる条項も含まれている。

今夏のプレシーズンはトップチームの日本ツアーや米国遠征には参加しなかった。しかし、その後にメッシのけがなどFW不足もあって、バルベルデ監督に招集されると、1部リーグ第2節ベティス戦にクラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップチームデビューを果たした。最年少記録はビセンテ・マルティネスで16歳280日。

続くオサスナ戦ではクラブ史上最年少の16歳304日でゴールを決めた。ギニアビサウ出身だが、9月にスペイン国籍を取得。10月にU-21代表デビューを果たしている。(高橋智行通信員)