フランスでのストライキにより、DF長友佑都(33)が所属するトルコ1部ガラタサライのサポーターが、パリへ行けない可能性があると、10日付のトルコ紙ミリエットが報じた。

ガラタサライは11日に、欧州CL1次リーグ最終節をフランスのパリで、パリサンジェルマンと対戦する。だが、フランスでは年金改革に反対し、公共交通機関の従業員を中心にストライキが現在も継続中。この影響でフランスへ向かうトルコ航空便がキャンセル。優勝候補との対戦とあって、熱狂的な多くのサポーターがトルコから押しかける予定だったが、フランス入りの移動手段が無くなっているという。また、報道関係者も現地入りできず。行き場のない状況が続いていると伝えた。

一方で、チームは10日の夕方に、特別便で本拠地のあるイスタンブールからパリに向かう予定となっている。すでに上位2チームが進める決勝トーナメント(T)進出の可能性は消滅。だが、3位に入れば欧州リーグの決勝Tに参加できる重要な一戦で、長友はスタメン予想となっている。

(オルムシュ由香通信員)