フランス1部・ストラスブールGK川島永嗣(36)が23日、リーグの冬季中断期間を利用し羽田空港に帰国した。

川島は昨季、1試合の出場にとどまったが、外国人枠の制限がある中でも、チームから若手の手本としてピッチ外での役割も期待され契約延長のオファーを受けた。若いライバルがいる状況で、先発を勝ち取るために日々の練習に励んでいる。

「他のキーパーは自分より若い。手助けをするのも1つだと思いますし、他のキーパーが成長する姿が間近で見られるのは嬉しいこと。今の競争が、今までの中で1番難しいと思うほど他の2人のパフォーマンスがいい。やりがいがある。そこをまた、今まで1番厳しい競争を乗り越えるために何が必要か追求したい」と前向きにとらえた。

正GKの座は険しい道のりだが「どれだけ監督、チームメートに対して信頼を勝ち取るために印象を残せるか」と見据え「サッカーの中で最高峰を目指したいし、自分ができるために何が必要か純粋に向き合ってみたい」と挑戦心を貫く決意は強い。