トットナムがアトレチコ・マドリード所属のフランス代表MFトマ・ルマール(24)をシーズン終了までの期限付き移籍での獲得を狙っている。スペイン紙アス電子版が7日に報じた。

Aマドリードで出場時間が減っているルマールは欧州選手権出場を視野に入れ、移籍を望んでいると報じられていた。そんな中、イングランドのさまざまなクラブが獲得に興味を持ち、今現在、モウリーニョが新たに監督就任したトットナムが最も契約に近いところにいるとのこと。

同メディアによると、この契約が実現した場合、期限付き移籍料が600万ユーロ(約7億2000万円)となり、6000万ユーロ(約72億円)の買い取りオプションが含まれる予定であるとのこと。

ルマールは2018年夏、当時のクラブ史上の最高額となる7000万ユーロ(約84億円)でAマドリードに入団。1年半で公式戦64試合に出場しているが、わずか3ゴールしか決めておらず、クラブやシメオネ監督にとって非常に物足りないパフォーマンスとなっている。(高橋智行通信員)