レアル・マドリードが8日、ジェッダ(サウジアラビア)で開催されたスペインスーパー杯準決勝でバレンシアに勝利し、決勝進出を果たした。このことを受け、ジダンがRマドリード監督として9度目の決勝戦を戦うことになるとスペイン紙マルカが9日に報じている。

ジダン監督は16年1月4日にRマドリードに監督就任した後、第1期目の16~18年、そして第2期目の19年以降に戦った8度の決勝戦全てに優勝している。

これまで15-16シーズンに欧州チャンピオンズリーグ、16-17シーズンにチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ(W杯)、17-18シーズンにチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブW杯、スペインスーパー杯と、8度タイトルのかかる戦いを制してきた。さらに16-17シーズンには国内リーグにも優勝し、合計9タイトルを獲得している。

ジダン監督が最後に決勝戦を制したのは18年5月26日にキエフ(ウクライナ)で行われたチャンピオンズリーグ決勝。対戦相手はリバプールで、ベンゼマの1ゴール、ベイルの2ゴールにより3-1で勝利している。

Rマドリードは、9日に行われるバルセロナとAマドリードの勝者と12日の決勝で対戦する。(高橋智行通信員)