バルセロナがエルネスト・バルベルデ監督に代わる次期監督として、クラブのレジェンドの1人であるシャビ・エルナンデス氏(39)を欲していると、スペイン紙マルカ電子版が10日に伝えている。

同紙によると、サウジアラビアに滞在していたクラブCEOのオスカル・グラウ氏とスポーツディレクターのエリック・アビダル氏は10日、ドーハに移動し、シャビと話し合いを行ったという。

当初、クラブはシャビに来シーズンからの2年間のオファーを出す予定だったが、9日にバルセロナがジェッダ(サウジアラビア)で開催されたスペインスーパー杯準決勝でアトレチコ・マドリードに痛恨の敗北を喫し、今シーズン最初のタイトルを逃したことにより状況が一転。バルサ首脳陣は前述の2年間に加え、シャビが即座に監督就任するプランも考えたとのこと。

しかし現時点でバルトメウ会長はバルベルデの即座の解任を全く考えてはおらず、監督続投させることを保証しているという。

マルカ紙が公式サイトで「バルセロナが即座にバルベルデを解任し、シャビに監督就任オファーを出すことが正しいか?」のアンケートを行ったところ、全回答数約6万3000人のうち、47%の人々が同意している。(高橋智行通信員)