アルサド(カタール)で監督を務めるシャビ・エルナンデス(39)が今冬、バルセロナの監督に就任することはないとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が12日に報じている。
シャビはドーハ(カタール)でクラブCEOのオスカル・グラウ、スポーツディレクターのエリック・アビダルと12日に3度目のミーティングを行ったが合意に達しなかった。
同紙がクラブ関係者から入手した情報によると、シャビはアルサドとの契約を全うすることを望んでいるためとのこと。しかしクラブは引き続き来シーズンの契約を目指しており、シャビも自身にとって人生のクラブを率いることを楽しみにしているという。
一方、アトレチコ・マドリードにスペイン・スーパー杯準決勝で敗れ、解任の話が出ているバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は13日も練習場に行き、トレーニングを指揮する予定になっている。
(高橋智行通信員)