日本代表MF久保建英が所属するマジョルカが13日、スペイン人FWアリダイ(31)が2部ラス・パルマスと契約を結ぶためにクラブとの契約を解除したことを、公式サイト上で発表した。

また同日、ラス・パルマスの公式サイトで入団が正式発表されている。契約期間は今シーズン終了までの2020年6月までの半年間となっているが、1年間の契約延長オプションが含まれている。

アリダイはクルトゥラル・レオネサでプレーした後、2018年1月にマジョルカへ入団し、チームの2部リーグ、1部リーグの2期連続での昇格に大きく貢献した。

マジョルカでのここ2年間の成績は公式戦61試合出場12得点5アシスト。しかし今シーズンは出場機会に恵まれず、リーグ戦出場はわずか2試合で、得点、先発出場ともに1度もなかった。

アリダイはマジョルカ退団に際し、「残念だけど、自分のホームに戻れるので楽しみだよ」と、出身地のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアでの戦いに思いをはせた。

マジョルカでの2年間については「これ以上多くのことを望むことなんてできないよ。僕はセグンダB(3部リーグ)に来て、プリメーラ(1部リーグ)で去るんだからね」と誇らしげに語っていた。

(高橋智行通信員)