マジョルカMF久保建英がラ・リーガで受けたインタビューを、スペイン紙アス電子版が17日に伝えている。
-日本でのラ・リーガのフォローアップ
久保 僕が他国のリーグを見始めた時にスペインリーグを見始めました。当時、バレンシアがとても強く、ダビド・シルバやダビド・ビジャが好きでした。でも小さい時はそうではありませんでした。なぜなら日本ではあまりサッカーはポピュラーではありませんでしたからね。より多くの日本人選手が来れば、夜であってもスペインリーグの試合がもっとたくさん見られるようになりますし、さらに変化があるでしょう。
-スペインと日本の違い
久保 スペインリーグは日本よりもはるかに垂直的です。スペインではカウンターがとても多いですし、人々はそれを体験しています。Jリーグはスペインを大いに生かしていますね。なぜならイニエスタやビジャ、サンペールなどの素晴らしい選手たちが来ていますから。それは日本にとってとても良いことです。人々がより両方のリーグを見るようになりますからね。
-久保と大久保
久保 母国でない国に行くのは常にとても難しいことです。僕はここマジョルカでプレーした大久保さんを知っていますし、最後の年、一緒にプレーする機会がありました。ラ・リーガはとても難しいと言っていましたが、彼はその経験をとても気に入っていました。
-スペインに到着
久保 何が起こるか分かりませんでしたが、ここに来るのがとても楽しみでした。18歳でこんなにも早くプロレベルにいられるのは運がいいと思っています。彼らは僕の対するスポーツプロジェクトを話すため、日本まで来てくれました。全て僕次第ですが、成長した時、彼らとより多くの機会を持てることを分かっています。僕はしっかりと立ち、成長し続ける必要があります。
-レアル・マドリードでの練習
久保 現時点で僕は自分ができることをやり、それを継続しています。練習や試合で世界のサッカーのトップレベルを知れることは参考になりましたし、そこから、いつの日かそこにたどり着けるかどうかを計算できました。彼らに将来役立つかもしれないことを教えられました。
-夏の決断
久保 (レアル・マドリードのBチームの)カスティージャに残るつもりでしたが、プレシーズン後にプリメーラ(1部リーグ)のチームでプレーできると思い、最終的にマジョルカに行きました。
-マジョルカ入団
久保 他のチームよりもはるかに僕に注目してくれましたし、どれだけ僕を望んでいるかを話してくれました(笑い)。少しずつ慣れていきましたが、ピッチ内外のルールを理解するのに苦労しました。彼らは2年間、同じプレーやルールをやってきた一方、僕は新人でしたからね。少し苦労しましたが、チームメートやコーチ陣の助けを借りて適応しています。僕は自分がやるべきこと、そして人々が求めることを想定しています。それは常に自分の人生最高の試合をやり、攻撃ではゴールを決め、アシストし、鍵となるプレーをやってチームを助けることです。そして守備では僕たちの持つ基本的なコンセプトを忘れないようにしています。
-ビリャレアル戦のゴール
久保 ビリャレアル戦前、ビセンテ(モレノ監督)が僕にすでに何ゴールか入っているべきだったと言ってくれました。ゴールを決めたので、とてもうれしいです。
-マジョルカのアウェーでの悪い成績
久保 アウェーに行った時、僕たちには何か足りていないですし、対戦相手はそれを生かしています。それは明らかです。僕たちには勝利が必要ですし、それで全てが変わるでしょう。
-レアル・マドリード戦
久保 少しおかしな感じでした。なぜなら彼らと一緒にプレシーズンを過ごしましたからね。ピッチに入りビニシウスにあいさつしましたし、最初は変な感じでした。その後、試合に集中し、試合が終わった時はチームの他のメンバーのようにとても幸せでした。
-ベストのポジション
久保 僕の理想のポジションはトップ下だと思いますが、今日、トップ下を置くチームはあまりありません。そのため僕は監督が求めるポジションに適応していきます。今はサイドでプレーしていますが、とても快適に感じています。
-サッカー選手としての資質
久保 僕の主な特徴はライン間でボールを受け、そこからドリブルを開始することです。それが僕の弱点というわけではありませんが、ゴールを決めるため、フィニッシュ時にもっと冷静になる必要があります。でも今はゴールを決めたので、より冷静になれると思います。
-マジョルカでの目標
久保 残留を目指し、その後で上を見るつもりです。
-最初のステップ
久保 重要なのは自分のキャリアをどう終えるかです。幸運にもこのようなリーグでこんなにも早くデビューできましたし、できるだけ遠くにたどり着き、何も後悔しないように努力するつもりです。
-野心
久保 チャンピオンズリーグ決勝やワールドカップのようなビッグゲームに出場したいですし、もしできるなら優勝したいです。
(高橋智行通信員)