レアル・ソシエダード所属のブラジル人FWウィリアン・ジョゼ(28)が、今冬の移籍市場で、モウリーニョ監督が率いるトットナムへ移籍することが濃厚になったと、スペイン紙アスが23日に報じた。

モウリーニョ監督は負傷により4月まで復帰できないエースFWケーンの代わりを探すことをクラブに要請し、ジョゼに白羽の矢を立てたとのこと。現在、最終的な移籍金の話し合いを行っているところであると報じている。

また、入団に向けてジョゼがトットナムの本拠地ロンドンに飛ぶ可能性がある。すでにRソシエダードのアルグアシル監督は、22日に行われた国王杯ラウンド32、エスパニョール戦の招集メンバーから外していた。

ジョゼは18年10月、Rソシエダードと2024年までの契約延長を行い、契約解除金は7000万ユーロ(約84億円)に設定されている。一方、トットナム側は約5000万ユーロ(約60億円)のオファーを出しており、条件次第でもう間もなく移籍が決定する可能性があるという。

今シーズン、Rソシエダードの攻撃の中心を担っていたジョゼは、21試合に出場して8得点を記録し、チーム内得点王になっている。

(高橋智行通信員)