元日本代表FW本田圭佑(33)が、契約が間近に迫っていると報じられているブラジル1部ボタフォゴに、個人トレーナーをつけるなどを要求していると、ブラジルメディアのグローボが1月30日に報じた。

24日に都内で取材に応じた本田は「ボタフォゴとコンタクトを取っていることは知っている」と話し合いが行われていることを明かし、29日には自身のツイッターで「数日以内に移籍先を決めます」と報告した。ブラジルの多くのメディアでも、ボタフォゴと契約間近と報道している。

同サイトでは、予想以上に契約交渉が長引いていると伝えている。その理由として本田が個人トレーナーと、防弾車を要求していることを挙げている。この要求に対してクラブは、本田が金額を負担することで承認。また、クラブが販売する本田関連のグッズ売り上げの一部も、固定給とは別に支払うことで合意したという。

契約書はできあがり、残すはサインだけ。最終決定は本田に委ねられていると報じている。

本田は昨年12月に、CSKAモスクワ時代の恩師スルツキ監督の解任にともない、所属していたオランダ1部フィテッセを退団。現在は未所属となっている。年齢制限外のオーバーエージ枠での東京五輪出場と金メダル獲得へ向けて、重要な所属先がまもなく決定する。