久保建英のマジョルカはリーグ第22節でバリャドリードとホームで対戦した。チームが0-1で敗れた中、リーグ戦3試合連続でベンチスタートとなった日本代表MF久保建英(18)のスペイン紙の評価は高いものではなかった。

失点後の後半14分、ダニ・ロドリゲスとの交代でピッチに入り、積極的にシュートを打った久保の評価について、スペイン紙マルカは唯一最低の0点だったラゴ・ジュニオルを除く、他の12選手と並ぶ1点(最高3点)をつけた。

またマルカ紙は失点後、「マジョルカは反撃する必要があり、ビセンテ・モレノ監督はサイドでより奥深いプレーを求め久保とポソを投入した。その結果、秩序立って守備をしていたバリャドリード相手にチームは優位性を高めた」と2選手の交代でマジョルカが有利になったことを強調した。

そして「久保は後半38分にシュートを打つも、わずかに枠を捉えられなかった。マジョルカは最後の局面で明確なプレーができず、サポーターに喜びを与えられなかった」と伝えている。

マジョルカのリーグ戦成績は22試合5勝3分け14敗の勝ち点18。暫定ながら降格圏外の17位をキープしている。

久保はここまで、リーグ戦19試合1106分間出場し、1得点1アシストを記録。先発出場は10試合となっている。

マジョルカは次節、2月9日にまだ1勝も挙げていないアウェーで最下位エスパニョールと対戦する。

(高橋智行通信員)