アトレチコ・マドリードが今夏の獲得に向け、バルセロナ所属のクロアチア代表MFラキティッチ(31)とすでに交渉を行っていると、スペインのラジオ局カデナ・セールの番組エル・ラルゲロが伝えたニュースを、スペイン紙アス電子版が3日に報じている。

現在バルセロナに不満を持っているラキティッチは、A・マドリードが以前より追い求めてきた選手であり、昨年夏と今冬も獲得するチャンスをうかがっていたという。

今年3月で32歳になるバルセロナとの契約は2021年6月までとなっており、今シーズンの公式戦成績は24試合出場3アシスト。しかし絶対的なレギュラーという地位を確立できていない。

またラキティッチは2日に行われた1部リーグ第22節レバンテ戦後のインタビューで「(今冬の移籍市場で)僕の好きではなかったことがあったので、退団することを検討していた」とクラブと何らかの問題があることを明かしていた。(高橋智行通信員)