猛反撃も及ばずレアル・マドリードがRソシエダードに3-4で敗れ、6季ぶりの優勝への道が閉ざされた。また昨年10月から続いていた公式戦の不敗も21でストップした。

前半22分にこぼれ球をMFウーデゴールに右足で蹴り込まれて先制を許し、後半9分にはFWイサクに左足ボレーで2点目を奪われた。さらにその2分後にもクリアをイサクに拾われ、豪快に右足で突き刺されて3点ビハインドと苦境に立たされた。

同14分、DFマルセロがペナルティーエリア左から左足で決めて2点差としたが、同24分にイサクの右からの折り返しをMFメリーノに押し込まれて再び突き放された。しかし、諦めないRマドリードは同36分に交代出場のFWロドリゴがFWビニシウスの左クロスを右足で沈め、同ロスタイムにはFWベンゼマの右クロスをDFナチョが頭で押し込んで1点差まで詰め寄った。その2分後には相手DFゴロサベルが2枚目のイエローカードで退場となり数的優位となったがゴールは割れず、Rソシエダードに逃げきられた。

Rソシエダードは6年ぶりの4強進出で、87年以来の優勝を目指す。