エスパニョールは7日、アルゼンチン人FWパブロ・ピアッティ(30)と今年6月30日まで残っていた契約の解除で合意に達したことを発表した。続けて米国のMLSのトロントがピアッティと契約を結んだことを伝えている。

スペインの今冬の移籍市場は1月31日に終了したものの、MLSは今月29日に開幕するため、移籍が可能となっていた。

年俸税込300万ユーロ(約3億6000万円)とチームでも高給取りの1人だったピアッティは、就任したばかりのアベラルド監督の戦力構想に入っておらず移籍を決断。エスパニョールに在籍した16年夏からの3年半の公式戦成績は、95試合出場14得点となっている。

エスパニョールが今冬に契約解除するのは、スペイン3部リーグのマルベージャに移籍したグラネロに続き2人目である。(高橋智行通信員)