日本代表MF久保建英(18)が所属するマジョルカはホームでアラベスに勝利した。久保は5試合連続の途中出場で、キレのあるプレーを見せた。

前半はPKを止められるなどし、スコアレスで終えたマジョルカ。久保は後半開始から間もない7分にピッチに入り、右サイドに立った。

状況によって立ち位置を変えながら攻撃に絡む。2分後の9分、左サイド深くでパスを受けた久保がマイナスへ折り返したボールを受けたMFダニ・ロドリゲスが右足でネットを揺らした。

久保のアシストによる先制点かに思えたが、久保にパスが入る前のプレーでハンドがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリーによってゴールは取り消された。

その後、18分に先制点。左クロスに頭で合わせたFWクチョ・エルナンデスのシュートはGKに弾かれたが、これをエルナンデスがふたたび右足で詰めた。

後半は6分という長いアディショナルタイムだったが、スコアは最後まで動かず。久保が存在感を放ったマジョルカが勝ち点3を手にした。