4試合連続で無得点が続いていたバルセロナFWメッシ(32)が計4ゴールと大爆発した。

攻撃の起点としてボールキープすると、前半14分、ペナルティーエリア正面でパスを受け、相手DF陣を次々とかわして先制点。実に389分ぶりのゴールを決めると、同27分にはMFラキティッチ(31)と2度の壁パスで相手DF陣を突破し、シュートするなどカンプ・ノウに集まった大勢のサポーターをわかせた。

さらに37分にも相手DFの間を突破して2点目。40分にはこぼれ球を蹴り込んで3点目と、前半だけでハットトリックを達成した。終盤の後半42分にも4点目を挙げるなど、最近のゴール面での不調がウソのようなゴール量産だった。

なお試合前には、ピッチ外でのゴタゴタが続くバルセロナ首脳陣に対する激しいブーイングが起こり、白いハンカチがふられ「バルトメウ(会長)、辞任しろ」という罵声がスタジアムに響いた。さらに審判団とVARとの通信手段に不都合があり、キックオフが7分遅れとなった。

(高橋智行通信員)