スペイン2部サラゴサMF香川真司(30)は、23日に行われるMF柴崎所属のデポルティボ戦で、負傷から復帰する可能性が出てきた。

香川は第27節フエンラブラダ戦で右足大腿(だいたい)二頭筋を負傷して交代を余儀なくされ、その後のエルチェ戦、ミランデス戦の2試合を欠場した。だが、ホームで行われるデポルティボ戦の招集メンバー入りし。3試合ぶりの戦列復帰となる可能性が高くなっている。

柴崎はケガから復帰し、バスケス監督体制になってから7試合連続でフル出場中と、レギュラーの地位を確立している。

スペイン紙のマルカとアスともに、香川がベンチスタートになるとし、柴崎は5-4-1の守備的MFでプレーすると予想している。

サラゴサは昨年末に岡崎慎司擁するウエスカに敗れたが、今年に入りリーグ戦7試合連続で負けしらず。28試合13勝9分け6敗の勝ち点48で、暫定ながら首位カディスとの勝ち点差は4の2位につけている。

長いこと最下位(22位)で苦しんでいたデポルティボは、同監督体制後は上昇を続けており、リーグ戦8試合連続無敗中。前節、ホームでのジローナ戦で引き分けるまで7連勝を達成していた。現在、28試合8勝10分け10敗の勝ち点34で暫定ながら17位まで盛り返している。(高橋智行通信員)