MF久保建英が所属するマジョルカに入団した元韓国代表MFキ・ソンヨン(31)が25日、クラブの公式サイトでチームでの目標などを語った。

1年半所属したニューカッスルとの契約を今年1月で解除された後、無所属になっていたMFは「まず、僕たちは1部に残留しなければいけない。それが最優先だ。少し難しい状況だけど、僕たちはそれを成し遂げることができると思う」と2部降格圏内の18位と苦しんでいるチームについて語った。

自身について「チームが残留するのを助けられるように全力で練習に取り組むつもりだ。僕はMFであり、いいサッカーをすること、そして自分のチームがボールを持つのが好きだよ」と説明した。

マジョルカでは初、スペイン1部リーグでは7人目の韓国人選手になったことについては「1番目になることは常に特別だ。マジョルカでプレーできるのは光栄なことであるし、スペインでプレーできるのはとても名誉なことだ。なぜなら僕は若かった時、ここでプレーするのが夢だったからね。そして素晴らしい選手たちと対戦できることを楽しみにしている。僕の夢が実現した」と述べた。韓国のサポーターについては「これから僕がマジョルカでプレーするので、みんながもう少し興味を持ってくれると思う」と話した。

また、新たにチームメートになる久保については「とても才能あるプレーヤーだよ。日本ではみんなが彼の試合を注目しているしね。僕たちがチームをより良くするために貢献できることを願っているし、僕たちの国の多くのサポーターが僕たちを応援してくれるはずだ」と言及した。(高橋智行通信員)