26日にホームで行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、マンチェスター・シティーに1-2の逆転負けを喫したレアル・マドリード。準々決勝に進出できる可能性が17%しかないことを、スペイン紙アス電子版が28日に報じている。

Rマドリードが最後に欧州の大会で、ホームのサンティアゴ・ベルナベウで開催された第1戦を落とした後、アウェーの第2戦で逆転したことは1970年までさかのぼらなければならない。

当時、Rマドリードは70-71シーズンのカップウィナーズカップ(※現在はヨーロッパリーグに統合されているため廃止)2回戦でヴァッカー・インスブルク(オーストリア)と対戦。ホームの第1戦に0-1で敗れた後、アウェーの第2戦を2-0で制し、勝ち抜きを決め、決勝戦に進出している(決勝でチェルシーに敗戦)。

それ以降、欧州の大会でパリ・サンジェルマン(94年)、バイエルン・ミュンヘン(01年)、アーセアル(06年)、リバプール(09年)、バルセロナ(11年)相手に5度、ホームで行われた第1戦に敗れた後、勝ち抜くことができなかった。また11年に敗れた時のバルセロナの監督は今回のマンチェスターCと同じグアルディオラである。(高橋智行通信員)