プレミアリーグは13日、新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦を少なくとも4月3日まで中断することを発表した。

英国では1日における感染者数が208人と過去最大に増え、これまでに合計798人の感染者と11人の死者を出したこと(13日付)、エリザベス女王とチャールズ皇太子夫妻の公務の中止も発表されたことを受けての決定だとみられている。

プレミアリーグは「英国サッカー協会(FA)、プレミアリーグ、EFL、バークレーズFA女子スーパーリーグ、FA女子チャンピオンシップの全団体は、プロ選手の試合を少なくとも4月3日まで延期することで合意した」と公式声明が出された。

また、「新型コロナウイルスの影響により、選手やスタッフを隔離するクラブが増えていることで、今回の処置がとられることになった。また今回の決定は常に再検討される予定。延期には(1部リーグの試合だけでなく)2部、3部、4部リーグの他に下部組織の日程も含まれている。また選手の練習場への訪問やファンとの関わりを持つことなど不必要な活動を無期限で禁止するように各クラブに勧めている」と発表があった。(A・アウグスティニャク通信員)