選手、スタッフの35%が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことを公表しているバレンシアで、キャプテンのスペイン代表MFパレホ(30)が陽性反応のチームメートと話せていることをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が21日に報じている。

パレホはクラブのインタビューで、「僕たちにはWhatsApp(SNS)のグループがあるけど、彼らは大丈夫だよ。不運にも陽性反応を示した人々は症状がないし、その状態が続いている。悪い状況の中でそれはポジティブなことだ。10~15日後に再び検査を行い、陰性になることを願っている」と語り、自宅待機中ながらも選手たちがSNSを通じて連絡を取り合っていることを明かしている。

これまでクラブは陽性反応を示した選手、スタッフの中で、ガライ、ガヤ、マンガラの3選手、チームスタッフのカマラサ氏、チームドクターのアリアガ氏の名前を公表している。(高橋智行通信員)