久保建英所属のマジョルカのビセンテ・モレノ監督が、新型コロナウイルスの影響により、現在中断しているスペイン1部リーグの今後について語った。スペイン紙マルカ電子版が26日に伝えた。

現在、マジョルカは1部リーグ残り11試合で勝ち点25の18位で、降格圏内で苦しんでいる。そんな状況の中、ビセンテ・モレノ監督は「私は誰もが自分たちにふさわしい場所で終えられるため、もしくは最終的な順位を決めるために、リーグ戦が行われることを望んでいる」と順位をしっかりと決めることを希望した。

そして「最も公平なのは、可能な時に、みんなが自分たちの手にする必要があるものや権利をピッチ上で勝ち取り、リーグ戦を終えることだ」と試合で白黒つけることが重要であることを強調した。

マジョルカは今後、リーグ戦が再開された場合にホームでバルセロナ、レガネス、セルタ、レバンテ、グラナダ、アウェーでビリャレアル、レアル・マドリード、ビルバオ、アトレチコ・マドリード、セビリア、オサスナと対戦する。

現時点でリーグ戦再開のめどは立っていないが、再開されなかった場合、今季は2部への降格チームなしとの案も出ている。そうなれば、1部残留となるが、モレノ監督はピッチ上で順位を決めるのが全チームにとって正当なやり方だと主張している。(高橋智行通信員)